こんにちは。
こんにちは。 美研25生の浜岡です。
先日、学芸員資格取得のため博物館実習に1週間行って来ました。 実習先は滋賀県近江八幡市にある、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAというアール・ブリュットを専門に扱う美術館です。
アール・ブリュットとは、アカデミックな美術とは無縁でやむにやまれぬ衝動によって独自の手法で生み出された創作物を指します。観た人の心を根底から揺さぶるような強さが魅力の一つであり、プロのアーティストや障害のある人など作り手はさまざまです。
卒業論文執筆に向けアール・ブリュットを研究していたため、今回の実習では非常に学ぶことが多く、たくさんの良い出会いがありました。 福祉、医療、美術、行政など複数の分野にまたがるアール・ブリュットを知る中で、美術の社会における役割にも考えを及ばせることができました。
実習を通して、卒業論文だけでなく大学院での研究やその後の仕事において自分の目指すところが見えてきつつあると実感したので、今後も目的意識を持って取り組んでいきたいと思います。