本焼き
こんにちは。工芸ゼミの北岡です。最近は卒業論文と卒業制作中心の日々を過ごしています。
工芸ゼミでは先々週本焼きを行いました。
私の作品の場合は還元焼成をします。還元焼成は窯内の酸素が少ない状態で焼成する方法で、収縮率が少し大きいのが特徴です。
窯を開けてみると、還元がきれいにかかっている器もあれば弱くなってしまった器もありました。還元がきちんとかかっていると、使っている素地は青白くなるのですが、還元が不十分だと、少し黄味がかってしまうみたいです。写真は左下が還元が不十分な器で、右上が還元がきちんとかかっている器です。写真でも実物でも些細な違いです。前回の本焼きの時にはならなかったので気づかなかったのですが、今回学ぶことができて良かったです。窯を開けてみないとわからないというのを身をもって感じた出来事でした。
卒業制作展まであと2ヶ月、作品はもちろんですが、制作展の準備もより良いものとなるように頑張っています。これまで以上に気持ちを込めて、制作や準備をしていきます!